海と船なるほど豆事典海の生物のなるほど
海に住む生物の種類
海には魚のほかに、クラゲやイソギンチャクなどの刺胞動物、エビやカニなどの節足動物、タコやイカなどの軟体動物、クジラやアザラシなどの哺乳類といった生物が住んでいます。海岸から深さ200mぐらいまでの海を「大陸棚(たいりくだな)」といい、生物がたくさんいることで知られています。
また、200mより深い「深海」でも、大型の生物だけでもすでに数万種類以上いることが知られています。
しかし、これらはほんの一部にすぎません。広い海の中にいったいどれぐらいの生物が住んでいるのかは、まだ、よくわかっていません。現在の予想では、おそらく1,000万種類以上の生物がいるとされています。ちなみに、陸上に住む生物はおよそ150万種類で、その8割が昆虫といわれています。