2011年度「ジュニア・マリン賞」中学生部門
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国土交通大臣賞・優秀賞
国土交通大臣賞
「マサバの寄生虫」
長崎県長与町立長与第二中学校2年
南波千沙
家で調理していたマサバから寄生虫を発見したことがきっかけで始まった、身近なテーマを元にした研究です。マサバの漁獲地や大きさによって寄生虫の数や大きさに変化はあるのか、また体内で多く寄生する箇所はどこかなど丹念に調査しました。初めて行う解剖にも関わらず地道にデータを集めた結果、環境や水温によって寄生の様子が変わる可能性があるという結論を導き出した労作です。
優秀賞
「ハマダンゴムシは本当に夜行性か?」
広島県ラボ・オルカ
うみべの生きもの愛好会 中学3年
池久保光平・臼田瑠菜
ハマダンゴムシは本当に夜行性なのか、観察・調査した結果、基本的には夜行性だが行動開始のきっかけは光だけでなく体内時計も大きく関係しているということがわかりました。ハマダンゴムシの夜行性という習性は、成長とともに身につけていくものではないだろうかという考察は大変興味深いです。
優秀賞
「日本の海に眠る宝物(レアメタル)」
東京都立小石川中等教育学校3年
佐久間洋司
一部の国でしか採掘できないレアメタルの鉱床が鹿児島湾で発見されたことをきっかけに、日本近海でレアメタルが存在する場所を予測しようと試みました。枯渇が懸念される陸上資源から海中資源へ目を向けさせられる作品です。
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